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​保戸島 ~まぐろがいないまぐろの島~

​保戸島とは

保戸島は大分県津久見市の四浦半島の先端に位置する、周囲4.0Kmの小さな島です。

島の歴史は古く、景行天皇が東征の折に腰掛けたといわれる岩や、京都の上賀茂神社の分霊を祀った加茂神社などがあり

とても伝統のある島です。
明治中期にはじまったといわれるまぐろ漁により、北海道三陸沖及び紀州沖から土佐清水沖、遠くは赤道付近まで延縄漁業という手法を駆使し、まぐろ漁の基地として一時代を築きました。

​最盛期では167隻、年間水揚げ高は140億にも及び、単一漁協では日本一を誇っていました。

現在でもその遠洋まぐろ漁業、そして近海の豊後水道での一本釣り漁業や、海運業など海の仕事を主な生業としています。

​保戸島まぐろ漁の一回の航海は40日程で塩釜、勝浦、鹿児島の港に水揚げをします。漁のある時期はその港で餌・燃料・食料等を

調達し、そのまま出航します。保戸島には年に数回しか帰りませんが、まぐろ漁師が船上で食べていたまぐろ料理は家庭でも食べられるようになり、数多くのまぐろ料理が保戸島に伝わっています。

中でも特にひゅうが丼は保戸島の郷土料理として広く知られるようになりました。

なので、まぐろ漁で知られているにもかかわらず、保戸島ではまぐろの姿を見ることは出来ないのです。

​保戸島名物

保戸島の名物は、ひゅうが丼をはじめとするまぐろ料理だけではありません。

流れの速い豊後水道で育まれた新鮮な魚貝類・海藻類もその一つに数えられます。


島の漁師が一本一本丁寧に釣り上げた魚や、島のオバチャン達が丁寧な手作業で天日干しにした干物や海藻も自慢の逸品です。

​ブログ

勇壮な加茂神社の夏まつりや

お大師様のお接待、観音様の御縁日など、都会では失われつつある昔ながらの風習が

いまもなお​残っております。

 

コロナ禍で自粛の続いていた保戸島夏祭りが再開されました

令和5年7月8日㈯

【宵宮・花火】

令和5年7月9日㈰

​【祭り】

盛大に執り行われました

​タイムリーに保戸島の今をお届けしています。

​保戸島へのアクセス

津久見駅から徒歩約5分、津久見港より津久見市内と

保戸島を結ぶ離島航路【やま丸】。島民・観光客などの

足として一日6往復の運航をしています。

距離にして約14㎞、時間25分の海路です。

予約なしで乗船出来ますが、団体は人数により

団体割引が利用出来るのでお問い合わせください。

 

※2018年9月1日から発着時刻が変更になりましたので

ご利用の際はご注意下さい。

https://www.city.tsukumi.oita..jp

津久見市ホームページはこちらへ  

島おこし団体 穂門ノ郷

平成23年(2011年)に設立された地域おこし団体。

保戸島の環境に配慮するとともに伝統的な歴史文化等を守りながら地域に根差した活動を行うことで、

地域住民との親睦を深め、地域経済及び地域活性化のため以下のような各種活動を行うことを目的としています。

1.伝統的な歴史文化等の発掘、復興、調査研究等

2.地域活性化に伴う経済活動

3.保戸島の宣伝及び誘客

4.その他

主な事業実績として、明治期に長崎県対馬より保戸島に伝わり、暫くの間途絶えていた伝統銘菓「かずまき」を復興。

長瀬彬晃(当時大分市内在住)のUターンにより「穂門ノ郷 長瀬商店」として現在に至っております。。

又、夏祭り・お盆には以前から観光客から要望のあった、休憩所の設置、出店での食事・飲料の提供に取り組んでいます。

28年度には保戸島での婚活を実施し、これからも婚活に取り組んでいく予定です。

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